与佐ヱ門の一年は秋から始まります。梨の樹は、果実収穫後に根からたくさんの栄養分を吸収し、貯蔵養分として樹の中に蓄えた状態で葉を落とし12月〜3月中旬まで休眠します。動物で言う熊の冬眠と言う様な事です。
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春は梨の樹が休眠から覚め、根が伸び始め土の中の水分を吸収すると共に貯蔵養分を使い芽を出し花を咲かせ新梢(しんしょう)を伸ばし葉が大きくなり果実ができます。
収穫までの数ヶ月間は、変形果実を落したり新梢管理など細かい作業を行ないます。 与佐ヱ門の農場は、樹の間隔をたっぷり空けてあり、葉一枚一枚に十分太陽光が当るため、この時期果実がぐんぐん大きくなります。 網張り| 写真1 | 写真2 | 草刈り | 写真1 | |
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実りの夏は、いよいよ梨の収穫です。幸水・豊水・新高の順に収穫が始ります。収穫は雨が降っても台風がきても休まず行ないます。毎朝5時から約2時間で、数百〜数千個の果実を収穫します。朝採りの梨は必ず、その日に全国のお客様へ配送致します。樹に梨の実が1個も残ってない状態が1年の終りです。そして秋から土作り・・・また与佐ヱ門の1年が始ります・・・。 ※年間を通じて、ここに記してない作業が沢山あります。 |